外壁塗装を検討するとき、
「外壁だけ塗れば充分じゃない?」
「付帯部(雨樋・破風板・軒天など)は塗らなくてもいいの?」
と考えてしまう方は意外と多いです。
しかし、付帯部は外壁以上に劣化しやすい部分も多く、
外壁だけ塗装して付帯部を放置すると、家の寿命を縮める原因になります。
この記事では、外壁だけ塗装した場合のリスクやよくある失敗例、
そして塗装すべき付帯部をわかりやすく解説します。
■ そもそも付帯部とは?塗装が必要な部分一覧
外壁以外で塗装すべきパーツは次のようなものがあります👇
| 付帯部の種類 | 役割 | 劣化しやすさ |
|---|---|---|
| 雨樋(あまどい) | 雨水を排水 | 色あせ・変形しやすい |
| 破風板(はふいた) | 屋根先端の保護 | 紫外線で傷みやすい |
| 軒天(のきてん) | 湿気の逃げ道 | カビ・剥がれが多い |
| 鼻隠し | 雨樋の下地部材 | 腐食が多い |
| 雨戸・戸袋 | 開口部保護 | サビ・色あせ |
| 水切り金具 | 水はね防止 | サビが出やすい |
付帯部は外壁と同じく紫外線・雨風の影響を受け続けるため劣化します。
■ 外壁だけ塗装して付帯部を塗らないとどうなる?
外壁塗装だけ行い、付帯部を放置した場合の主なリスクはこちら👇
🔹 1. 付帯部だけ先に劣化して見た目が悪くなる
新しく綺麗になった外壁の横で、
雨樋や軒天が色あせていると “外観のアンバランス”が発生 します。
結果として…
外壁だけが浮いて見える
「家が古い」印象が出る
塗装したのに満足度が低い
という状態になりがちです。
🔹 2. 雨漏りリスクが高まる
特に 軒天・破風板・雨樋の劣化は雨漏りに直結 します。
軒天の剥がれ → 雨水が内部に侵入
破風板の腐食 → 雨樋が外れて水漏れ
雨樋の変形 → 水が外壁に当たり劣化が加速
付帯部は“家を水から守るパーツ”なので、劣化すると大きなトラブルにつながります。
🔹 3. 付帯部だけ後から工事すると割高になる
付帯部塗装だけ後で行う場合、
再度 足場(15〜25万円) が必要になることがあります。
つまり…
最初からまとめて塗っておけば → 足場代1回
後から追加で付帯部だけ塗装 → 足場代がもう一度かかる
無駄なコストが発生するケースが多いです。
🔹 4. 外壁と付帯部の耐久年数がバラバラになる
外壁は耐久性の高い塗料を使っても、
付帯部を放置すると先に劣化が進みます。
結果として…
「外壁はまだ綺麗なのに、付帯部だけボロボロ…」
という状態に。
これは塗装メンテナンスの周期を乱し、
長期的に見ると家の総メンテナンス費が増えます。
■ 外壁塗装と一緒に塗っておくべき付帯部一覧
特に塗装をセットで行うべき付帯部はこちら👇
✔ 1. 雨樋(あまどい)
樹脂製のため紫外線で変形しやすい。
色あせが目立ちやすく外観に影響。
✔ 2. 破風板・鼻隠し
木材が多いため、水分に弱く劣化しやすい。
✔ 3. 軒天
湿気がこもりやすく、剥がれ・カビ・腐食の原因に。
✔ 4. 雨戸・戸袋
金属部分はサビ、樹脂部分は色あせの問題が発生。
✔ 5. 水切り金具
錆が進むと外壁材に影響を与えることも。
■ 付帯部塗装のメリット
付帯部もまとめて塗装することで、次のようなメリットが得られます。
⑴建物全体の見た目が美しく整う
⑵外壁と同じタイミングで耐久性が向上
⑶雨漏りリスクが減る
⑷足場代が1回で済み、トータルコストが下がる
外壁塗装の満足度を上げるためにも、付帯部塗装は欠かせない工程です。
■ まとめ:外壁だけの塗装は“見た目と耐久性”の両方で損をする
外壁だけ塗って付帯部を塗らないと、
・外観がアンバランス
・雨漏りリスク上昇
・足場代が余計にかかる
・劣化の進行を止められない
など、多くのデメリットが生じます。
外壁塗装を成功させるためには、
外壁と付帯部をセットで塗装するのがもっとも効率的で安心できる方法です。
ペイントホームズ南大阪店では、
付帯部の状態もしっかり診断した上で、最適なプランをご提案しています。
お気軽に無料相談をご利用ください。
外壁塗装・屋根塗装・室内塗装・防水工事など、「そろそろ塗り替え時かな?」と塗装工事をご検討中の皆様、お気軽にお問い合わせください。
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